2009年11月9日月曜日

黒子のバスケ


週刊少年ジャンプをとりあえず一通り「黒子のバスケ」です。

「バスケットボールの強豪として知られる帝光中学校に、
特に『キセキの世代』と呼ばれる10年に1人の天才が5人同時
に存在していた時は、無敗を誇っていた。


時は流れ、彼らはそれぞれ高校に進学するが「キセキの世代」
にはもう1人『幻の6人目』がいたと言われていた。」

高校を舞台にしたバスケマンガです。
主人公の「黒子テツヤ」は幻の6人目その人。
ドリブルが速いわけでも、シュートが上手いわけでも、
背が高いわけでもない。むしろ人並み以下。

唯一の取り柄は影が薄いこと…ではなく、それを利用して
相手の思わぬところからパスを中継するミスディレクション。

今までのバスケマンガって主役は
「ガンガンのパワーフォワードタイプ」
「背がちっちゃいけど素早いドリブルとパスのポイントガード」
「3Pシューター」
って感じですけど。
そういう意味では逸脱しすぎですよね。この主人公。

自分自身を「影」と表現するくらい、地味でアシストに徹する
スタイルは今までにないと思っています。

…バスケマンガってとこが残念。
バスケマンガって「怪物」がいらっしゃるんでねぇ。。。
どうしても比較してしまうし、比較されるでしょうね。
同じジャンプですし。

問題は主人公/黒子テツヤの「成長」ってあるんだろうか。
これが続くかどうかの鍵になるような気がしています。

…とか言っておきながらかなり怪しい展開ですけどねぇ。
いつまで続くかな。。




2009年11月6日金曜日

鍵人


週刊少年ジャンプ連載中の「鍵人」です。

「古代、人類は鍵人と呼ばれる人間兵器を開発した。
それは人間を超えた存在を生み出したが、力を手に入れた鍵人は
争いを始め、文明は崩壊した。

主人公ツバメは砂海で古代時代のものを掘り起こして換金する
サルベージを生業としていた。

しかし、彼の父親は古代の鍵を発掘した人そのひとであり、
ツバメ自身も断空の鍵人であった。

全ての鍵をわがものにしようとするデニジャラは必要にツバメを狙う。
彼はすでに自分の戦力として何人かの鍵人を配下としていた。
元帝国軍人のチルダらと協力し、ツバメはデニジャラに立ち向かう。」

個人的にはいまいちなんですよね。。。
好きなマンガばかりレビューするのもあれか、と思って書いてみます。

ファンタジー色がとても強い作品で、作中に出てくる生物や機械などは
どことなくではありますが、個人的には「風の谷のナウシカ」や
「天空の城ラピュタ」なんかに出てくるものと近いかなと思います。
いわゆる王道のバトルファンタジーマンガといったところでしょうか。

主人公ツバメの使う必殺技「絶刀空閃」は見渡す限り
(地平線の果てにあるものまで)も斬ることができる技。
最強すぎかなという気も個人的にはしていて。
発想は面白いと思うのですが、これ以上の技ってのもないかなって
思います。

ジャンプっぽくないと言えばぽくないのかもしれませんね。
マガジンとかそっち方面が近いかとも思います。
そんなに悪いところも浮かばないんですけどね。

ではなぜ自分が楽しめないか…。
一言で言うなら、俺が少年ではないからでしょうねw
小学生とかには楽しく読めるんではないかと思います。

掲載位置やストーリーの展開から…次回が○○○なんでしょうね。。。
だから今書いたわけですけども。

残念。

2009年11月5日木曜日

めだかボックス














週刊少年ジャンプで連載中の「めだかボックス」です


「文武両道・容姿端麗…完璧さを誇る黒川めだかは箱庭学園入学後
1年でありながらも支持率98%の圧倒的支持率で生徒会長に就任する。

会長となっためだかは『目安箱』を設置。
投書された悩みを幼馴染人吉善吉と共に解決していく。

悩みはすべて解決し、その評判から
目安箱は『めだかボックス』と呼ばれるようになる。

しかし文武両道にしても行き過ぎた身体能力(学校の壁を登れたりする)
は特別(スペシャル)のさらに上、異常(アブノーマル)であり、アブノーマルの
量産を目的としていた箱庭学園の実態にも巻き込まれていく。」

僕の周りではあまりよい評判ではないんですよねぇ。。。
でも自分は好きな作品です。

まず暁月あきらさんの絵が奇麗w
ジャンプらしからぬ絵の奇麗さですね。

そもそも「少年」ジャンプなので、主人公が女っていうマンガもあまり
なかったですしね。
この黒川めだか、昔の正義感あふれる中世の騎士みたいな
性格・言葉づかいをしています。

メソメソしたようなキャラでも、キャピキャピしたキャラでもないところが
新しいかなと。ツンデレらしいですし。アキバでも人気でしょうな。

掲載位置が徐々に後ろに来ていたり、最近はバトルものにシフトして
いるようなストーリーだから人気ないのかなぁ…とか思っていたら、
コミックス第一巻は品切れ続出でヤフオクで7750円まで高騰
したそうで。。。よくわかりませんな☆コアなファンが多いんでしょうか。
もしかしたら入稿が遅いのかもですけど。
(入稿が遅いと印刷の都合上後ろに掲載される、という噂)

一番面白いなぁと思うのは
「黒川めだかが思っていることは何一つ書かれていない」
という点です。

マンガって「セリフ」と「思っていること」が吹き出しに書かれる
じゃないですか。

主人公のめだか以外はナレーションのように思っていることが
書かれるんですけど、めだかだけは全く書かれていない。
彼女のセリフ・表情などから読み取るしかないわけです。

これが面白い。
一人のキャラクターとして外から見ることができるんですよね。

まぁこんなことに注目している人が何人いるか…て感じですけどね。
これをもし狙ってやっているのであれば、
原作の西尾維新さんはすごいと思います。